ずーっと気になっていた映画、だけどなんか見るのに心の準備が必要だと思っていた映画
それが国宝
ついに見てきました。
きっかけその1
最初はインスタグラムでこの映画の存在を知りました。
いつものように惰性で投稿を見ていると歌舞伎についての文言が。
ー歌舞伎を知らなくても楽しめますー
歌舞伎を知らなくても楽しめる歌舞伎映画ってなんなんだ・・・。と興味を持ちましたがそこまで深入りせずに、あ~吉沢亮さんが出てるんだぁ、だとか
渡辺謙さんが出てるってことはそれなりに良い映画なんだろうなと思っていました。
それでもまだ見てみたいとまではいかず8月になりました。
きっかけその2
私はラジオを聴くのが大好きで、特に「オードリーのオールナイトニッポン」に関しては毎週欠かさずに聞いています。
そのラジオ番組で、パーソナリティの若林さんが映画「国宝」の話をしていたのです。
ラジオの中で、ウッチャンナンチャンの南原さんもこの映画を見たと話をしていて、若林さんが「どうでした?」と感想を聞くと
「うぁ・・・あああああああ!!!!!」
としか言えないのです。笑
若林さん曰くまだ言語化することができていないのではないかと言っていましたが、あの映画通で狂言も大好きが南原さんが、歌舞伎の映画を見て言葉にすることができないって、どんな映画なんだろうととても興味を持ち、私の忘れかけていた「国宝」みてみたい欲が一気に高まりました。
上映時間
私が国宝を見るのに少し、ためらいがあったのは上映時間です。
なんと3時間
これほど長い映画を私は映画館で見たことありません。若林さんも言ってましたが、3時間も集中力が持つのかと。トイレは我慢できるのかと。
それも自分の知っていることや、好きな俳優が出ている映画ならなんとか持つかもしれませんが、
何の知識もない歌舞伎に関する映画。3時間いけるか?と何度も迷いましたが、
始まってから終わるまで、一気に集中して見れる。隣のおじさんのポップコーンが全然減ってなかった。それくらいみんな集中して鑑賞していた。
若林さんのトークを聞き、それを信じ、見てみることを決意したのでした。
いざ、鑑賞
そして、見てきました。感想は?
「うぁ・・・あああああああ!!!!!」
もう本当にこうなります。言葉が出てこないというか、なんて言えばいいのか分からない。
ただ、ずっと集中してスクリーンを見ていた。
生まれ持った環境・才能・挫折・嫉妬・逃げること・帰ること・続けること・裏切ること・忘れないこと・覚えていること・支えること・支えられること・一つ一つ積み上げること。
いろんな感情、考えが詰まっている映画でした。
・・・そして、周りの人のポップコーンは全然減っていませんでした。笑
その役を生きてないから、中途半端な演技になる
私に関して言えば、私も自分を生きていないと常に感じています。自分の本心ときちんと向き合えているか、他人の人生を生きていないか。楽ばかりしていないだろうか。
美しいものが何もないこの部屋が落ち着く
便利なものや綺麗なものはいいものだけど、時に自分を苦しくさせるものもあります。物を減らしていく作業も時に必要なのでは。
いい言葉もたくさんありました。きちんと言語化できるようになったらちゃんと記事に書こうっと。
コメント