みなさまこんばんは、ふぁいんでございます。
今回は簿記の記事ということで、久々に前回の記事を読み直してみるとなんとまぁ弱気な自分がそこにはいました。笑
前回の記事を書いていた時はほんとにワケが分からなくて、困っていたんでしょうね・・・。
しかしあれから数日たち少しずつ理解してきている状況であります。というのも簿記の本を図書館で借りまして、それをじっくりと読んでいったことで頭の中が整理されたのかもしれません。
そこで学んだ知識をアウトプットとして記事にしてみました。
簿記の基礎知識
・簿記とは何か
簿記は経理の仕事に必須のスキルである。
簿記とは一定のルールのもとで会社の日々の取引を記録して帳簿に記入し、集計・管理すること。とあります。つまり最終的に決算書を作成するまでのプロセスを行うための方法でもあるのです。
そして重要なスキルの一つとして挙げられるのが「仕訳」です。仕訳とは会社が行った日々の取引を簿記のルールに従って決算書の項目に当てはめる処理であり、簿記の基本となります。以上の理由から、簿記のスキルは経理のあらゆる業務の土台となるものなのです。
・簿記の知識の必要性は?
簿記の知識の必要性は、経理の仕事だけにとどまらず、経営者が会社の決算書を見る際、簿記の知識があれば内容をより理解しやすくなります。また、経理で働いている人が経営企画部など経営により近いポジションにキャリアチェンジしたいときにも簿記の知識は役立ちます。
会社がビジョンを実現するためには、利益を出して会社にお金をためていかなければなりません。会社は利益を出して、初めて健康的な経営ができます。
もし利益が出なければ、どこに問題があるのか探らなければいけません。その時の判断材料の1つが決算書となります。同業他社の決算書と比較したり、自社の数年分の決算書を比較したりして、どのようなところに問題があるのかを見るに決算書が活用することができます。その際に、簿記の知識があれば、決算書をより深く、正確に読みとれるようになります。
★例えば・・・
・売り上げが前期と同じなのに利益が少ない、なぜか
交際費や会議費、消耗品費などの費用が増えていることが考えられる。無駄な費用を減らせないか検討が必要だ。
・当期は売り上げが減ってしまった、なぜか
もう少し営業費や広告費を使って売上アップの計画書をつくって営業に力を入れようなど
いろいろな対策を検討することができるのである。
・簿記のゴールは決算書
簿記の基本は仕訳であると先ほど述べましたが、なぜ仕訳をするのか。
それは決算書を作成するためです。
経理の仕事にとって一大イベントは決算書の作成です。年に一度1年間の収益や費用などを集計して、決算書の形に落とし込みます。日々の仕訳も最終的にはこの決算書を作成するために行っています。毎日・毎月の仕訳が正しく行われていれば、それを集計した決算書も正しいものになります。
しかし1年間に作成する仕訳の量は非常に多くあり、入力ミスをすることももちろんあります。入力ミスをした場合それがそのまま決算書に反映されてしまったりするので、それらの異常値の原因を調べて、修正していくのが経理の重要な仕事の一つでもあるのです。
では決算書はいったいどんなものなのか。
大きく分けて2つに分かれており損益計算書と貸借対照表に分かれます。
ざっくり言うと
損益計算書は収益と費用の差から利益を計算した書類
貸借対照表は決算日時点でどれだけの資産があり、どのくらいの債務を負っているのかをまとめた書類
となります。
簿記の考え方を学んでいないと、現金の動きを中心に考えがちですが、資金繰りを考える経営者にとっては、いつお金が入ってくるのかが大事なので、売掛金(まだ回収されていない代金)や前受金(まだ仕事が完了していないが、すでに受け取った代金)など、簿記特有の考え方が重要となっているのです。
会社にどのくらいの資産があり、支払いがいくら残っているのかを把握しておくことも、経営者にとって重要なことなのです。
少しずつ、学んでいく
とまぁ簿記を学ぶにあたっての導入の導入部分を本を読んでまとめてみました。
資格勉強とかをする際に、なぜ勉強するのか、何のために学ぶのかということをしっかりと自分の中で落とし込んでおかないと途中で挫折してしまう確率が高くなりますので、まずは自分はどうなりたいのか、将来の自分の姿をイメージして勉強に取り組んでみてはいかがでしょうか?
それでは今日はこのへんまで!
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