読みたいことを、書けばいい。

読んだ本

本日は8月6日ということで、夏の真っ只中。昨日の記事で40℃を超えただとぐだぐだと言っていましたが、今日もむちゃくちゃ暑い日でした。

しかも昼過ぎに突然の雨が降ってきて、少しは涼しくなるかぁと期待していたものの、あっという間に雨はやみ、しまいには雨が降ったもんだから濡れたアスファルトが急激に太陽によって温められもわもわと熱気が漂っていた午後でした。

読みたいことを、書けばいい。

私は図書館が好きです。借りたい本が決まっているわけでない日も少し時間があると図書館にいってふらふらと新しく入った本を物色します。ただふらふらして本を借りずに家に帰る日もあれば、まさにこの本読みたかった!と運命の出会いをしてすぐさまカウンターに本を持って行って借りて帰る日もあります。スターバックスに関する本とか、簿記の本とか、自分が気になる本はとにかく借りて読みます。そしてすぐ忘れます。

そんな感じで今日もぶらぶら本棚を眺めていると、「読みたいことを、書けばいい。」とても気になるタイトルの本が・・・。手に取ってぱらぱらとページをめくり、これは家でじっくりと読みたい!と思い、すぐさま借りてきました。

著書は田中泰延さんという、広告会社電通で24年間コピーライターとして働いた経験があり、現在はフリーランスとしてインターネット上で執筆活動をしている方だ。

あなたはゴリラですか

あなたはゴリラですか。

なかなか衝撃的な1文から始まる本書のスタートである。

それと同時にこの衝撃は以前も感じたなと思うことがあり、遠い記憶を思い返すと私は以前この本を読んでいたのである。

高校の友人が教えてくれた本で、なぜこの本を紹介してくれたのかはいまだに謎である。

そして、本の内容など1ミリも覚えていないのに、この「あなたはゴリラですか」という一文はなぜか記憶の片隅にあった。

まぁ、読んだことはあるけどあまり覚えていないのだから、新鮮な気持ちでもう一度読んでみるか!

と気を取り直して再読してみると、ブログを書くにあたって重要なことがいくつも書いてあった。

誰に向けて書くのか

ずばり、自分に向けて書くのである。誰かに向けて書いたところでその文章は全く面白くないのだ。書いている自分が面白くないのだから。自分が読んで面白くないものを他人が読んで面白いと思うことはまずないと言っていい。一番最初のこの文章を読む「私」が面白ければそれでいいのだ。

今まで私がやろうとしていたことは「誰かのためになる記事を書こう」や「困っている人がこれを読んで元気になる記事にしよう」と潜在的に考えていた。でも、そうすることでブログを書くのがだんだんめんどくさくなり更新が続いていなかった。

しかし、自分が喜ぶ文章を書こうというテーマであれば、いくらでも文章が書ける気がする。他の誰の為でもない自分のための文章なら何も気にせず自由な気持ちで書けるってもんだ。

そして過去の自分が書いたこの文章を読んで未来の自分が少しでも救われるのであればそれに越したことはない。

大事なこと

事象に出会ったとき

そのことについてしっかり調べて

愛と敬意の心象を抱けたならば

過程を含め、自分に向けて書けばいい

ここが一番私に刺さった言葉だ。この4行を一生忘れずに今後記事を書いていきたい。

自分なりに解釈すると、書きたいテーマとか将来自分に向けて残しておきたいことがあれば、ひたすらにそれについて調べる。調べて調べて調べつくしてその事柄を好きになる。好きな部分、気になる部分を見つける。抱く。そうすることができたらその過程をつらつらと自分に向けて書いていけばいいのではないだろうか。

書くということ

書くということは簡単なようで実は奥が深い。けど、面白い。

書くことで自分が少し救われる感覚もなぜかある。理由は分からない。分かりたいとも今は思わない。

その日その瞬間自分が思ったことを残しておく。いつか自分が見返す。

その時何を感じるかはその時の自分しか分からない。

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