みなさんこんにちは、ふぁいんです。
公務員試験もいよいよ中盤に入り、市役所試験を受けている人もいるのではないでしょうか?
BEST・SCOAなどの知識を問われる試験はもちろんのこと、
小論文を受験生に書かせる市役所も少なくはありません。
今回は小論文の中でもよく出題されるテーマを参考に解説していきたいと思います。

よく出るテーマとは
様々な試験を受けてきましたが、市役所でよく出る小論文のテーマはズバリこちらです。
○○市の職員として働く上で、市民から信頼されるためにはどのようなこと心掛けたらよいか
自分の考えを800字から1200字以内で述べなさい。
国や県庁、政令指定都市などの論文だと、DXや、災害、少子高齢化対策が多く出題されますが
市役所の試験場合は、このような対市民対応をする際に必要なことを論じさせるスタイルが多いで
す。
市民との距離が近い市役所ならではのテーマであると思います。

書く時のポイント
まず市役所の職員が窓口対応をする際に求められるスキルは
傾聴力です。
これにつきます。人の話をしっかりと聞く姿勢。このスタンスが市民に信頼される要素です。
他にも市民に信頼される方法や能力はあると思いますが、
傾聴力を中心に話を進めていくのが無難であり書きやすいと私は思います。
では、「傾聴力が市民に信頼されるために必要な能力です」と述べたあと次はどう書くのか。
残りの700文字程度は自分の経験を書きましょう。
なぜ、傾聴力が必要なのか?
これを過去の経験から紐づけて書いていくのです。
新卒場合は、バイト先での経験や、学校生活の中での経験。
社会人の場合は、現在の職場での経験。
これらを丁寧に書いていけば、必ず文字は埋まります。0から1はよろしくありませんが
1を100にするのは私は全然アリだと思っています。
自分の過去の経験をすべて総動員させて傾聴力が重要であることを説明しましょう。
そして最後に
以上の経験から私は、市の職員として市民の方から信頼されるには傾聴力を高く持って窓口等で対応することが重要だと思います。私が○○市で働く際にはこの傾聴力を意識しながら市民への対応をし、市民だけでなく一緒に働く職員の皆様にも信頼されるように努力をしていきたいと思います。
と締めくくれば及第点はとれます。
論文試験で、評価される基準は以下の通りです。
・指定された文字の範囲で書かれているか
・字は綺麗か、誤字脱字はないか
・テーマに関する内容が書かれているか
以上の3点が主なチェック項目なので、正直内容をで優劣がつくことはあまりないです。
論文は高得点を取ろうとするのではなく、最低限ラインを超えていく意識で行くのが正解です。
上記の3点をしっかり意識して論文に臨みましょう!
市役所試験は論文だけがすべてではない
市役所試験は論文だけで合否が決まることはありません。配点がそこまで高くないからです。
論文がめちゃくちゃいいから教養試験が点数低くても採用しちゃおう!ということはまずないです。
その為、筆記試験を通過するためにはしっかりと教養試験対策をしなければいけません。
このブログでは市役所試験の筆記試験の対策記事を多く掲載していますので、参考にしていただけると幸いです。
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